2章 戦争

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  絶望    国のために死ぬ    それが幸せだった    生きるため殺す    そんな時代だった       全て失った    人も愛も心も    残ったものは    何もない    脱け殻になった    ボクという人形      心の中に乾いた風が   吹いてる    何のため生きてる?   それもわからぬまま    誰かがささやく   殺られる前に殺れと   それが「生きる」   ということだと    何のため争う   何のため戦う    意味などない    僕はただ生き続ける     銃にも慣れた    屍にさえ慣れた    感情なくし    心なくし    できることはただ    進むだけ       どこかもわからない   前さえ見えはしない   暗闇の中を    歩き続けてる    ボクという人形    こんな時代に    だれがした    こんな僕に誰がした   僕は声さえ   なくしたのか?    全て失った    人も愛も心も    残ったものは    何もない    脱け殻になった    ボクという人形      ボクという人形
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