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ルートは光の速さで親友の隣に移動した。
『うーん…なかなかのスピード…ルートは盗賊の才能があるなぁ』
ノイルは親友の新たな才能を発見して関心していた。
「どこ?!どこ?!」
そんな親友の思考にも気が付かず、好奇心旺盛な年頃らしいルート少年は憧れのその人を探していた。
勿論、夢見る乙女の瞳で。
「あっ!…」
憧れの人物を確認すると、知らず声もひそめ気味になる。
何だか僕等スパイみたい!
…なんて呑気な事を考えているのは、もちろん一人しかいない。
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