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「学校が嫌い何だろ…あの時のひさ兄をもう一度みるなんて俺嫌だよ……。」
「……それでも僕は学校に行きたいと思うんだ、あの頃の僕は…今の僕も弱いよ、でもこの殻をいずれ破らなきゃ行けない時が来る…僕にとって破らなきゃならない時は“今”なんだ」
(ひさ兄…)
直哉は僕の肩を掴んでいた手を離しベッドから降りた
「ひさ兄がそこまで言うなら大丈夫…だな。でも俺はひさ兄を守るから、守って…やるから」
「…うん」
「よし!んじゃあ親父呼んでくる、今の事しっかりと親父に言わなきゃダメだぞ」
直哉は走って個室から出ていった
その時の直哉の顔…笑ってた
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