878人が本棚に入れています
本棚に追加
「記憶を操作しただけ、だから先公全員の頭には俺の嘘の情報が入ってる」
「…でも死神だから学校にわざわざ通う必要なんか無いんじゃ…」
「確かに俺は尚輝の鎖を緩めさせる…って事もあるかもしんないけど、本当は尚輝と一緒にいてぇんだよ。内緒で会ってたら尚輝が苦しむ思いしちまうだろうし……。だから死神の世界から儀躰を取り寄せた。朝一緒に居られなくてゴメンな、尚輝」
そういって稜さんは僕を抱き寄せてきた
うわ…稜さん何だかいい匂いがする……香水かな…
もう少しこうしていたい…かも
自然と僕の腕も稜さんを抱き返していた
「まだ他にも理由あるんだ」
「他の理由?」
稜さんは僕を抱くのを止めて目をジーっと見つめてくる
見つめられて僕の顔は紅くなってく……
最初のコメントを投稿しよう!