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「おー!あんたら若いねぇ抱き合うなんて青春青春!」
気付けば扉に吉崎先生が立っていた
片手には学級日誌とかを持っている
「吉崎先生…」
「しっかし尚輝もやるねぇ、もう転校生と仲良くなるなんて」
「アハハ……」
「瀧末もいい友達を持ったな」
「ええ。先生」
先生へ笑う稜さんはいつもの笑顔じゃなかった
もっと紳士的な…爽やかで優秀な子がするような笑顔
その笑顔に僕の胸がドクン、と跳ねた
「さ、もうすぐ朝の会だ。皆へ挨拶しに行くよ」
「…はい」
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