始まりの夢

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ベッドから出て階段を降りる 一階からは何も音がしない …当たり前か… この家には僕しか居ないのだから… しかし、お父さんとお母さんは死んだ訳では無い。 …僕はそう思って居る 二人とも丁度一年前に失踪したのだ… その頃が確か初めてあの夢を見始めた時だったと記憶して居る だから今は、1人で暮らして居る… もう全然人とも話していない 挨拶何てやり方を忘れてしまった 自分の名前も忘れそうだ でも、悲しい事に忘れられない…だってソレが、僕が存在している事を示しているから 僕の名前は『八坂 優斗』(ヤサカ ユウト) 歳は17 …学校には行って無い
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