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今日もまた何も無い日が始まるのだろう
『ピンポーン』
玄関のチャイムがなる
優斗「…またか」
俺は玄関に行きドアを開けた…眩しい陽射が入り込み目を細める
「おお!優斗!元気にしとったか」
優斗「…昨日も会っただろジィちゃん」
そうやって来たのは母方の祖父であった
祖父「優斗や…わしの頼みは考えてくれたかのぉ?」
祖父は家に入って居間に着いた瞬間そんな事を聞いて来た
優斗「…ジィちゃんその話なら何回されてもお断りだよ!」
祖父にお茶を出しながら答える
祖父「そう言うな。
タダ、ワシらの所で一緒に暮そうってだけの話じゃろうが、何でそんなに嫌がる」
祖父は悲しそうな目で俺を見つめる
優斗「…ジィちゃんねぇ、一緒に暮そうって言ってくれるのは嬉しいけど俺の家はここだし、ソレに俺が居ないと父ちゃんと母ちゃんが帰って来た時に心配しちゃうよ」
俺は視線を落としながら答えた
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