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『ジリリリリリリっ』
うるさい音のモーニングコール
俺はいつものようにうるさい音の物をわしづかみにして
迷わず壁に投げ付ける
『ジリリ‥りり…り…りり……』
止まった。
「俺の眠りを妨げるからだ」
そういって満足げに二度寝する
『ドタドタドタドタ…』
地震が来たんでは??と思わせる足音
『ガチャ』
おもむろに扉が開いた
『バコッ』
何の音だ?
いや…それよりさっきから頭が痛い
というよりこれは…
殴られた?まだ星が目の前にあるが…ここはまず殴ったやつを確認が先だ
「むむっ?なに奴?」
「なぁーにが、なに奴?ださっさと起きろ!」
おぉ怪物がいる…
『ドカッ!!ドカッ!』
何故かまた2発殴られた…
「誰が怪物じゃ!!」
「!?心を読んだ?オヌシ、サイコメトラーだな?」
「そんなもん読めるか!!お前は顔に書いてあるんじゃ!」
「ははっバカな?顔に文字??見た事無いね!テレビの見すぎだよ君ぃ~」
『ドカッ!!』
また殴られた。
「4度もぶった!オカンにもぶたれた事無いのに!」
「わしがそのオカンじゃ!!」
そういえば、よく見る顔だ…
「つまらん事いっとらんとはよ支度しろバカタレ!」
言葉と同時のゲンコツをサラリとかわし
「甘いな」
と言って軽くあしらい台所へ向かう
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