その①

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『ジリリリリリリっ』 うるさい音のモーニングコール 俺はいつものようにうるさい音の物をわしづかみにして 迷わず壁に投げ付ける 『ジリリ‥りり…り…りり……』 止まった。 「俺の眠りを妨げるからだ」 そういって満足げに二度寝する 『ドタドタドタドタ…』 地震が来たんでは??と思わせる足音 『ガチャ』 おもむろに扉が開いた 『バコッ』 何の音だ? いや…それよりさっきから頭が痛い というよりこれは… 殴られた?まだ星が目の前にあるが…ここはまず殴ったやつを確認が先だ 「むむっ?なに奴?」 「なぁーにが、なに奴?ださっさと起きろ!」 おぉ怪物がいる… 『ドカッ!!ドカッ!』 何故かまた2発殴られた… 「誰が怪物じゃ!!」 「!?心を読んだ?オヌシ、サイコメトラーだな?」 「そんなもん読めるか!!お前は顔に書いてあるんじゃ!」 「ははっバカな?顔に文字??見た事無いね!テレビの見すぎだよ君ぃ~」 『ドカッ!!』 また殴られた。 「4度もぶった!オカンにもぶたれた事無いのに!」 「わしがそのオカンじゃ!!」 そういえば、よく見る顔だ… 「つまらん事いっとらんとはよ支度しろバカタレ!」 言葉と同時のゲンコツをサラリとかわし 「甘いな」 と言って軽くあしらい台所へ向かう
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