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「私は、村の皆のために、狩る。それが、私の夢。だったら、これくらいで罪悪感を抱えてる場合じゃないか!」
彼女は沼地のさらに奥を目指して歩きだす。
新たな決意を胸に、アプトノスよりも悠々と。
すると、程なくして川に辿り着く。
しかし、そこは。
「流れ速いな~……。何だか、雨もすごく強いし……」
と、近くで雷の音が響いた。
「うわ、雷まで落ちたよ! うん、やばい。急ごう」
川の流れに負けないように、一歩一歩確実に歩いていく。
「ふぃ~……。何とか渡りきりましたよ、っと。……ん?」
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