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川を渡りきったメルトの視界に入ったのは、洞窟の入り口だった。
あんまりにも雨が強いので、とりあえずそちらに行くことにした。
ある程度奥に進むと、中は以外にも広い。が、空気がとても冷たい。
雨に濡れたとはいえ、鎧を着込んでいるのだ。しかし、それでも。
「うあぁ……。メチャクチャ寒いじゃん！」
と愚痴りながら歩いていると、アイルー――白い２足歩行のネコ。手には石でできたピッケルの様な物を持つ――とメラルー――黒い２足歩行のネコ。手にはまるでネコの手の様な武器を持つ――を発見した。
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