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隼人は助手席に乗るや否や、美穂の頭を撫でながら顔を覗きこむ。
隼人「おはよう。今日可愛いね。」
美穂「えっ///へ、変じゃない?」
さっきよりも心臓がやばい。顔も赤くなってくのが、自分でもわかる。
隼人「変じゃないよ。めっちゃ可愛い☆」
隼人はそう言って、真っ赤になってる美穂の頬にそっと手を添える。
二人の視線が絡み合うと、ゆっくり近づきながらそっと瞳を閉じる。
優しく唇に触れる温かい感触。
心臓がうるさい。
全身が熱くなっていく。
…心にこみ上げてくる隼人への想い。
ずっと一緒にいたい。
失いたくない。
もっと知りたい。
もっと近づきたい。
虚しく、空っぽだった私の心が満たされていくのがわかる。
こんな気持ちを教えてくれたのは、隼人との出会い。
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