もみの木の下で

4/7
200人が本棚に入れています
本棚に追加
/181ページ
 当日になって、出かける時に貴方は私にキスをしてくれようとするけれど。  素直になれなくて私はそれを拒否してしまう。  貴方はちょっと寂しそうに笑って、私の頬にキスして出ていく。  私は自分が大嫌い。  涙が流れて、おさえられない。  そして泣きながら考える。  貴方がクリスマスに世界中を飛び立たないといけないなんて、誰が決めたの?
/181ページ

最初のコメントを投稿しよう!