夜桜の再会

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夜桜のサクラがほころび、季節は春を迎えていた。 満月が潤んで見えるのは、きっとこの大粒の涙のせいだろう。 中学2年生、14歳、親友と呼べる友達はおらず学校にも、家にも僕の居場所はなかった。 彼の名前は、三坂けんじ。
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