第二話【彼女の闇】

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細雪 「それは、真っ暗な部屋」 「どこまでも、どこまでも広がる暗闇に、いつも私は一人ぼっち」 「何度も願った」 「何度も手を伸ばした」 「でも、何度願っても、何度手を伸ばしても、光を掴むことはできなかった」 「そのうちに私は」 「願うことを、手を伸ばすことを」 「諦めた」 「第二話、【彼女の闇】」
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