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アラキ
「あはっ。みぃーちゃっ、た」
唯煉
「う‥‥‥ぐうううううっ!!!!(苦しむ)」
鵺
「うふふ‥‥安ずるな、死にはせぬ。わらわの眼には奇っ怪な力があってのう、直視した者の心の闇を急激に増幅させることができるのじゃ、まあ苦しみは副作用といったところか」
唯煉
「っ‥‥‥‥ぐううっ!!!!」
鵺
「さぁて、戻るぞ。アラキ」
アラキ
「はいはーい。‥‥ねぇ鵺様ぁ?これから楽しくなるかなぁ?」
鵺
「ああ。きっと楽しくなるぞぇ?」
アラキ
「本当!?楽しみだなぁ、あは、アハハハハハハハハハハハハハ!!!」
(鵺、ゆっくり振り返り)
鵺
「‥‥‥七島、唯煉。お主はどんな悪になるのかのぅ。ふふ‥‥楽しみじゃ」
(鵺、アラキ共に消える)
(後、唯煉。ゆっくり立ち上がりながら)
唯煉
「‥‥‥‥‥ふふ。そうか、そう、だな。使えない人間は人間では無い。使えない人間は切り捨てるだけ‥‥!ははは‥‥!はははははははははははは!!!」
ナレーター
「これから数年の後、七島唯煉の会社は巨大な会社へと変貌した。そして、お話は始まる。一人の少年と、少女の物語が」
プロローグ:完
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