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「……っ‥ぅ、んン」
高級ホテルの一室。薄暗い部屋の窓からは未だ眠りにつかない街が一望出来る。
「…ぁン……ふッ」
その美しい夜景を見る余裕もなく、少年はダブルベッドの上で律動に合わせ細い腰を揺らしていた。
透けるように白かった肌は情欲の色に染まり、艶やかな茶色い髪は汗でしっとりと額に張り付いている。
潤んだつり目がちな大きな目を男に向け、形の良い唇から紅い舌を覗かせればすぐ様男のそれで塞がれ口腔を犯される。
「…くっ‥もう」
「ん‥あぁぁ……!」
余裕を無くした男は少年の細腰を掴むと激しく腰を前後させる。
肉を打つ乾いた音と卑猥な水音が次第に大きくなり互いに限界が近付いてきた。
男は最奥を穿つ様に2、3度突き上げると少年の中に欲望を吐き出し、ほぼ同時に少年も堪えきれない嬌声と共に男の手の中に熱い飛沫を迸らせた。
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