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いや~…
今日も暑いですね~……
あぢぃ……
俺は高校生……のはずなんだが……
待望の夏休みということで、ダラケ真っ盛りでございやす。
あぁ~ダルゥ……
……何となく叫んでみるか……
「……おもろいこと起これ!」
ヒュン…!
……へ??
俺は目を何度も何度も何度も何度も…
もう腫れるほどこすってみた。
「どこ……?ここ……」
うん、これは夢だ。 そう、夢なのだ。
夢に決まっているだろう!
夢と言ってくれぇ!!
えー、俺の記憶が正しければ……
確かに俺は暑い中、自室で適当にオンラインゲームをやっていたはずだが……
現在、見たこともない部屋にいます…
何やら誰かの部屋のようだが……
だ、大理石なのかコレ…?
部屋が石で出来てて、ゴツゴツとしているのに、部屋の中の物はそれなりに整頓されている……
しかも俺の服も、変わっていて……
何だろ……。
薄い鎧みたいな感じか?
防御面を保持しつつ、スピード面も落とさないっていうのか?
って何言ってんだ俺は……
……かと思いきや、壁に剣なんて飾られてある。
まさか……本物なわけないよな……
触れてみたいが、人のモノということもあり、何となくやめた。
すると、ドアを叩く音が……
コンコン
「カリム~?起きたの~?」
カリム?
何だそりゃ。
俺は 徳井 裕也 っていう、一般な日本人ですけど?
だが、周りには誰もいない。
よって俺が返事をすべきなのだろう。
ここに入ってきて、顔を見られて騒がれるよりは、返事をしたほうがマシだ。
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