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お香~君の香り~
不安な帰り道
気まぐれな君を想いながら歩く
部屋のドア
必死でお揃いの鍵を探す
君はいない
きっといない
きっと消えた
震える手を抑えながら乱暴に鍵を開ける
冷たい日常
起こしちゃうかな??………なんて、きっと君はいない
気まぐれだから
今日は誰といるのかな??………なんて、そんなこと聞いてはいけない
冷たい部屋に残るお香の香り
君はいない
でも君は消えていない
香りが教えてくれている
また君がいつか戻って来ることを………
いつか………
香りと共にあなたを忘れられたらな………
忘れ去られる前に………
捨てられる前に………
🐱
後書き→ちなみにね、いつの体験かは教えないけど、この詞を書いた後に知らないラブホのライター(しかもなかなか新しい)を発見したからすかさず持ち出した(笑)😜
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