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そして和登は眠りについた。
すると、
「おい藤島。見直して100点取れるなら寝ろ!」
和登は試験監督の
堀田政志(ほったまさし)に起こされた。
(うるせぇな)
和登の気持ちはこうだった。
堀田は和登が頭が良いので嫌っていた。和登もそのことは知っていた。
「見直ししました。100点取れます」
和登はバカにするように答えた。
堀田以外の先生には良い生徒と思われているので堀田はどうでもよかった。
堀田は和登をにらんでから見回りを始めた。
「本当につまんない」
和登はボソッとつぶやいた。
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