魔法使いになりませんか?

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バタバタ 階段を駆け上がる音 そして勢いよく開けられたドアからとんでもない一言が放たれた 「大輔。入学式に行くよ」 「はぁ」 何をおかしなことを言っているのか 「そもそも、オレ、行く高校無いんだけど」 「はい、これ制服ね。それと高校までの地図」 いきなり渡されてどうしろと 「え~と。まったく状況が理解出来ないんだけど」 「早くしないと入学式始まるから」 俺には知る権利が無いんですか 俺は言われるがまま、制服に着替えた 「着替えたけど…」 「着替えたならさっさと行く」 朝飯も無しですか 俺は家を出た 「あっ!大輔に伝えるの忘れた。行く高校全寮制だってことを…まぁ、いいか」
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