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さぁ、始まり始まり。
高校1年。冬も近い秋。いつも通り、私は8時前後に自転車で登校して来る。
教室の扉を開けるや否、とある女子高生の声が耳へと響く。
「梛智ちゃぁ~~ん。おはょお~」
勢い良く、私のまな板な胸に豊満な胸を押し付け、抱きしめてくる。
別に嫌というわけではないが、私は拒否したくなる方だ。スキンシップは毎日のこと。朝っぱらからのこの空気も日常に思えてきた。
そんな今日、この頃。
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