序章

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「ユニクロかよ…」 以外な結末に、生きる目的を失ってしまった俺チャン… 近所の赤提灯で一人コップ酒を傾ける。 「チクショウ…なんでユニクロなんだよ…桶屋じゃねーのか…ブツブツ…」 一人くだを巻きながら酒に溺れる姿に、女将も心配そうに顔を覗き込む。 女将「ちょっとアンタ、飲み過ぎなんじゃないかい?」 俺チャン「…平気だよママ。…それよりもう一杯くんねーか」 女将「ダメだよ、今のアンタは酒に逃げてるだけさ。ウチにはそんな意気地無しに出す酒は無いよ」 俺チャン「なんだと!」 突然の女将の挑発的な言葉に声を荒げ、睨み返す俺チャン。
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