頸髄損傷

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【排便】 欠かせないのが、オムツ(平オムツなど色んな形がある)。 息子のオムツはとっくに取れたのに、まさか私がお世話になるなんて夢にもみなかった。 週二回、排便日が決まっていて、前日必ず下剤を飲み翌日は浣腸や座薬をいれ、手袋し指先にオイルをつけ肛門から便を掻き出す。 最後まで掻き出さないと、失禁してしまう事もある。 大の大人が失禁してしまうなんて、こんなに恥ずかしい事があるだろうか… しかし今のところ私には、この排便方法しかない。 失禁してしまった時はやはり凹む。 介護員やナースの『便が出てよかったじゃない』『私達の仕事だから、やりがいがある』と笑ってくれる。 この言葉に、私はどれだけ救われたか分からない… 【過反射(かはんしゃ)】 体が異常の悲鳴をあげている時に、失った感覚の代わりに警報を鳴らすのが過反射である。 尿がカテーテルに綺麗に流れていなかったり便秘になってしまうと、過反射が起きて、上半身の感覚が残ってる部分から滝のような汗出る。 来ている服は濡れすぎて、早く着替えないと風邪をひいてしまう。 勿論寝ていれば、ベットのシーツも全て取り替え。 こんな体になって、『痛い』と感じることの大切さを知った。image=46946879.jpg
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