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まず、『君が代』と言うのは、君…つまり天皇陛下の事を差す。
『千代に八千代に』というのは、長い年月という意味。
『さざれ石』というのは、小さな小石が集まって固まった石の事で、それが、さらに集まり、大きな岩、『巌』となる。
これは、比喩的表現であり、小石は、1人1人の個人の事を差し、さざれ石は、人が集まりできた、集落や、市を差す。
その集落や市が集まってできたものが国、つまり、巌を差す。
ようするに、国民の団結力を意味しているのだ。
そして、『苔のむすまで』というのは、小石から、さざれ石、さざれ石から、巌になり、その巌が苔むすまでは、とてつもなく長い年月がかかる。つまり、国が誕生してから、永遠に続く未来を表現しているのだ。
簡単に要約すると、
『天皇陛下が国を治め、国民が一致団結し、国に尽くせば、未来永劫、国は栄えて行く』
…と、なる訳だ。
君が代は、国を想う心を表した国歌なのだ。
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