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その頃、曹操は…
曹操「こ、腰が痛い…」
腰が痛くて動けなくなっていた
曹操「だが…ここにいたら確実に夏候惇に捕まる!ここは無理をしてでも逃げねばな!」
―――グキッ!
曹操「…!」
曹操、腰に大激痛。
曹操「ま、負けぬ…!こんな事には負けぬぞ!」
―――グキッ!
曹操「い、痛くなんかないぞ…痛くなーい…痛くなー…む?」
ドドドドド…
夏候惇「孟徳ぅ!見つけたぞー!」
曹操「夏候惇!?」
夏候惇がもの凄い形相で曹操の元へ走ってくる。どうやら曹操が腰の痛みで上げた声を聞きつけたらしい。手にはハリセンを持っている。
曹操「ま、まずい!早く逃げ…」
夏候惇「逃がすかぁー!」
―――バシィッ!
曹操「ぬおっ!?」
夏候惇のハリセンは曹操の腰に当たった。
―――ドサッ…
曹操は腰の痛みに耐えきれず倒れた。
夏候惇「ふー…やっと捕まえたぞ」
曹操「夏候惇…よりによって腰を狙いおって…」
夏候惇「孟徳が逃げるからだろう」
曹操「い…痛い…」
こうして、曹操の脱走は失敗に終わった。
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