軍師の一目惚れ

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  陸遜「まぁ、間違いではないですね」     陸遜はさらりと言った。     呂蒙「まぁ…確かにな。だが…」     周瑜「問題は相手だ」     陸遜「何か問題でも?」     呂蒙「普通にあるだろう。何せ相手は…」     周瑜「蜀のものだからな」     陸遜「別に良いじゃないですか」     呂蒙「いや、全然良くないぞ?」     陸遜「しかし、もう連れてきてしまいましたし…」     呂蒙・周瑜「は!?」     周瑜「蜀の者達は了承したのか!?」     陸遜「いえ、絶対に断られると思ったので勝手に連れてきてしまいました♪」     呂蒙・周瑜「…」     陸遜「あ、やっぱり駄目でしたか?」     呂蒙・周瑜「当たり前だろうが!」     陸遜「そんなに怒鳴らなくても良いじゃないですか」     呂蒙「怒鳴るに決まっているだろうが!」     陸遜「そんなに駄目でしたか?」     呂蒙「当たり前だ!これで蜀との間に何かあったら…」     呂蒙が軽い目眩を起こしたその時…     諸葛亮「ご心配には及びませんよ。人質を解放してくれれば、何もしません」     陸遜「諸葛亮先生!…別に人質じゃないですよ?」     諸葛亮「そうでしたか。てっきり人質で連れて行かれたのかと…」        呂蒙・周瑜(人質?あれが…?)     呂蒙と周瑜は人質(?)を見ながら同じ事を思った。    
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