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孫堅&尚香ペア
孫堅「こうして二人で歩くのも久しぶりだな、尚香」
尚香「そ、そうね…」
孫堅「…尚香、足がガクガクだぞ?」
尚香「さ、寒いだけよ!」
孫堅「…」
尚香「…きゃあ!」
孫堅「どうした尚香!?」
尚香「あ、あれ…」
尚香が青ざめながら指を指した先には…
太史慈「うぅ…」
そこには黄蓋の爆弾で瀕死状態の太史慈がいた。
孫堅「太史慈!?どうしたのだ!?」
孫堅と尚香は太史慈に駆け寄る
太史慈「う…あ…」
太史慈が力なく木を指指した。
そこには…
太史慈の治療をする為に
救急箱を取ってきます。
黄蓋
と、書かれていた。
(正確には彫られていた)
孫堅「救急箱って…それで済むような怪我じゃない気が…」
孫堅が若干呆れていると…
尚香「きゃあああああっ!」
尚香が悲鳴をあげた瞬間、近くにあった木が倒れた。
孫堅「!?」
どうやら尚香は何かが怖くてパニクり、愛用の武器を振り回したようだ。
尚香「あ、父様後ろ!」
孫堅「え?」
孫堅が後ろを振り向くと、
尚香の武器が孫堅めがけて
飛んできていた!
孫堅「なっ…」
孫堅は横に避けようと思ったがそれでは間に合わない。
孫堅「(こうなったら…!)」
孫堅は咄嗟にブリッジした!
―――ビュン!
尚香の武器は、孫堅の少し上を通過していった。
孫堅「(なんとか避けられたか)…ぬおっ!?」
次の瞬間、孫堅の腰に衝撃が走った。
―――グキッ!
孫堅「ぎょえええええっ!」
孫堅の断末魔が辺り一帯に響いた。
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