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それはある日の事。
女官「陸遜様、蜀の諸葛亮様より、贈り物が届いています」
そういうと女官は、
陸遜の前に諸葛亮から
届いたという贈り物を置いた。
女官「失礼します」
そういうと女官はすぐに出て行った。
陸遜「諸葛亮先生からの贈り物ですか…」
陸遜は包みを開けた。
するとそこには…
『月英ラ部会員限定!
ドキワク☆大冒険げーむ』
と、書かれたものが入っていた
陸遜「何でしょう…げーむ?」
陸遜は聞き慣れない言葉に首を傾げる。
陸遜「ん?もう一つ何か入ってますね」
陸遜はもう一つ入っていた物を取り出した。
陸遜「これは何でしょうか…見た事ありませんね」
陸遜が取り出した物は
何やら機械らしきもの。
それには手紙が添えられていた
陸遜「あ、諸葛亮先生からの手紙ですね。ええと…」
―――陸遜殿、お久しぶりです
月英ラ部以来ですね…。
今回は、月英ラ部会員限定の
ゲームを月英ラ部会員である
陸遜殿に送らせて頂きました。
良ければプレイしてみて下さい
月英ラ部 会長 諸葛亮
手紙にはそう書かれていた。
陸遜「ぷれい?新しい言葉でしょうか?」
陸遜は聞き慣れない言葉に、
また首を傾げる。
陸遜「とりあえず、やってみましょう。せっかく貰ったんですし…」
陸遜はそういうと、
手紙に添えられていた
取扱い説明書を見た。
陸遜「ええと…起動させるには電池が必要…あ、コレですね」
陸遜は隅の方に入っていた
電池を機械の中に入れた。
陸遜「あとは、げーむを入れて起動させる…」
陸遜は何とか機械を起動させた
機械の画面に、
『ドキワク☆大冒険げーむ』
という文字が写し出される。
陸遜「なんだか面白そうですね…とりあえずやってみましょう!」
そんなわけで陸遜は、
『ドキワク☆大冒険げーむ』を
プレイし始めたのである。
陸遜「主人公の名前、ですか…無難に自分の名前にしておきましょう」
※次のページから主にゲームの世界のお話になります。
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