陸遜の大冒険

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    このお話は、 ある勇者にまつわる ちょっとした 冒険ストーリーである。       ある日、勇者である陸遜が とある村にたどり着いた。     陸遜「孫呉、ですか…」     村の入り口には、 村の名前が書いてある 看板があった。 どうやらこの村の名前は 『孫呉』というらしい。 陸遜は何かに導かれるように 村に入っていった。       陸遜「…誰もいませんね」     村に入った陸遜。 しかし、誰もいない。     陸遜「廃村なのでしょうか…」     陸遜がそんな事を思いながら 歩いていると…       甘寧「俺の肉まんがないー!」     陸遜「!」     静かな村に、人の声が 響き渡った。     陸遜「…廃村ではないようですね」     陸遜はそういうと、 声のした方へと歩き出した。       陸遜「確かこの辺りから…」     凌統「俺じゃないっつの!」     甘寧「嘘つくんじゃねぇ!お前が俺の肉まん食ったに決まってんだ!」     呂蒙「二人とも喧嘩はよせ!」     陸遜「…」     陸遜は、 うるさいなぁ…と思う反面、 仲裁に入った人はきっと 苦労してるんだろうなぁ… と思いながら、一軒の家の前で足を止めた。     陸遜「…」     よく耳をすましてみると、 中からは数人、いや、 かなり大人数の声が聞こえる。     陸遜「(村の人全員がこの家にいらっしゃる…?)」     陸遜は不思議に思いながらも、 『孫堅』と書かれた家の中に 入っていった。    
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