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孫堅「なるほどな…で、何で旅なんてしてるんだ?」
陸遜「特に理由はないです」
←勇者なのに…
孫堅「そうか…ならば、頼みたい事がある。聞いてくれるか?」
陸遜「内容によりますね」
孫堅「うむ。実は蜀漢という村にある虎戦車を奪ってきてほしいのだ」
陸遜「奪っ…!?残念ですがそういう頼みなら聞けませんね」
孫堅「まぁ、最後まで聞いてくれ。奪った虎戦車は陸遜にやろう。それでも駄目か?」
陸遜「私にくれるんですか?では何故、奪う必要があるんですか?」
孫堅「いや、虎戦車は別にいらないんだ。私が気に入らないのは…」
陸遜「気に入らないのは?」
孫堅「虎戦車の名前と姿だ!」
陸遜「…は?」
陸遜は孫堅の意味不明な
答えに唖然とした。
孫堅「だから名前と姿が気に入らんのだ!あろうことか名前に虎という文字を入れ!あろうことか虎の姿をしている!全くもって気に入らん!」
孫堅は先ほどより
分かりやすく説明して
くれたのだが
陸遜にはサッパリ
分からなかった。
陸遜「えと…とりあえず虎が気に入らないって事…ですよね?」
孫堅「そうだ。我が村の象徴である虎を無断で使…」
陸遜「でも虎戦車って何なんですか?」
陸遜は話が長くなりそうなので話を変えた。
孫堅「あぁ…早い話が火を噴く虎…虎!虎!虎!ぐあああっ!蜀漢の奴らめ~!」
呂蒙「村長!落ち着いて下さい!」
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