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確認した後憑魔された男性を抱え病院へ連れて行った。
そして無事なのを確認しまた公園へ戻る。時刻は約10時頃…さっき憑魔を退治した場所にいき、小さな結界の玉を6つ作成し六星正の位置に地面に埋め言葉を呟く
『この地魔浄め賜え』
その言葉に反応し6の玉軽く光りすぐ消えた。
よし、ここの場所の除霊も終わったな。これしないとまた誰か憑かれてしまうからな。
そう思い公園の茂みを出ようと足を進める。
あれ…人の気配があるな…注意して公園をのぞき込むと一人の女性が居た。
誰かと待ち合わせかな?まぁ~気にしないで家に帰るか。今日の事報告もあるしね。
そう考えながら先に進と彼女は走って自分の所に近づき
『こんばんわ♪昨日は有り難う御座いました』
え!?昨日…何の事だろう…
自分が何も言い返さないのに気がついたのか彼女は慌てて
『昨日アメ玉頂いて元気が出ました♪有り難う』
あ、橘さんか…確かに昨日も会ったよな。わざわざお礼言いに待っていたのか律儀な人だな。
『どう致しまして』
お返しに挨拶すると彼女は何も答えず暫く自分に視線を送る。いや、これは観察してるみたいだ。まさか、昨日の金髪の姿やっぱり見られたのか。このままではマズい!!話題を作るためにも質問しなければ!!そう思い無難な質問をぶつけてみた。
『今日も今帰りなの?』
『え!?ま!?まぁ~そんな所』
何故か彼女は慌てて言い返している。ん~このまま会話終わらせてにげるか…
『そっか♪気をつけてな』
よし!!会話終了。帰るかそう思い足を一歩踏み出すと彼女から発言が
『私、橘沙織って言います』
あ、自己紹介か今頃ってのも何か変だよね。まぁ~正直に伝えますか
『知ってるよ♪学園じゃ~有名だもん』
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