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『闇を覆い、空を染め、時が止まる時、国は滅びる。天に光開くには5人の騎士と女神により道を開かん』っか…
少年は一人呟き夕暮れの公園に居た。
少年の名は中宮光輝。人間の姿をしているが人間では無く竜族の王子、この世界に来て約1年。目的は『5神器』と『女神』探し
しかし、全て簡単に見つかるわけもなく、この世界を過ごしている。
でも少年はこの世界嫌いでは無かった。縛り付けるもの少なく何より仲間が居たから。
溜め息変わりに気分転換の言葉を漏らす
『ま♪なるようになるか』
『アン♪』
ん?子犬?
後ろを見るとダンボールの中に子犬が嬉しそうにこちらを見ている。
俺は近くに行き撫でながら子犬と話す
『ん?お前もそう思うのか?』
『アン♪』
撫でられて嬉しいのかタイミング良く吠えてくる。
『お前、家無いのか?ごめんな、俺の所犬飼えないんだよ、誰かに飼って貰えたら良いのにな…』
『クゥン』
『そんな悲しそうな鳴き声するなよ。今パンとミルクあげるから…な』
『アン♪』
現金な奴め…俺はそう思い公園を出てコンビニに向かった
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