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「紗耶香~。早く起きなさい。新学期早々遅刻するつもりなの?」
「お母さん分かってるってば!!朝からうるさいなぁ~!!」
私、磯部紗耶香。中学二年生。明るくて活発な女の子。
「やばっ!!時間がなぃ!!いってきまぁす!!」
「こら!紗耶香!朝ご飯は??」
「いらなぁぃ!!」
そして、走っていくと皆がまだゆっくり歩いていた。
「加奈ァ~お早う!」
「お~紗耶香ぢゃん!オハッ☆☆」
この仔は、浅川加奈。一番の親友。
ちょっと派手で先輩からも目つけられている。でも、紗耶香は気にしない。一番仲のいい友達だから。
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