運命

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ドタドタドタッ 母が階段を上ってくる音がした。 母が急ぎ足で俺の部屋に来てるのがわかる。 ダンダンダンッ! 母:「勇樹ぃぃぃ!!今何時だと思っているの!!起きなさあぁぁぁあいっ!!」 母が扉を壊さんばかりに叩いていた。 勇樹:「あと10分ぐらい寝かせろォォー!!」 10分も寝てたら遅刻確実なのに無理を言う俺。 しかし眠い。 たとえ遅刻するといっても眠いものは眠い。 人間は睡魔には勝てないのだ。 母:「何言ってんのよっ!!10分も経ったら遅刻するでしょ!!」 正論を言う母だった。
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