胃ガン闘病記

お父さんへ。

お父さんが逝ってから
しばらくは、みんな落ち着かなくて大変だったんだよ。
お父さんは収入面だけでなく、精神的にも
みんなの【大黒柱】だったから。

２年経って
今はみんなで、お互いに支え合って…穴をうめている状態です。
お父さんに会えない毎日にも、どうにか慣れてきました。

私のところはヒロに妹が産まれて
（お父さんの３人目の孫は待望の女の子だよ）
毎日騒がしく慌ただしく幸せに過ごしています。

お父さんが、最後に山梨に行ったとき車の中で
出来ちゃった結婚の私たちに言ってくれた

結婚と子宝、同時なんだからこんなにめでたい事はない。

出来ちゃった報告をした時も怒ることなく

幸せになれれば、それでいい。

て言ってくれたもんね。

私は
そんなお父さんの子として生まれてきた時点で幸せだと思うよ。