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俺はまず始めに
思った事を言った。
「最重要って…そんなに大事な事をなぜ俺がやらなければならないんだ ? タイムトラベラーのあんたなら、このくらいの命令はできるんじゃないか ? 」
男は
一瞬 微笑んだような顔を見せ、迷いもなく返事をした。
「確かにそう考えるのが妥当だろう。しかし私の仲間が一度このミッションを行ったが、失敗している。だから、息子である君を利用するほうが確実なのだ。」
俺は返した。
「仲間って…何かの組織なのか ? 」
男はすぐに
答える。
「アメリカで誕生したタイムトラベル専門のチーム、T(タイム).R(ライダー)という巨大組織だ。」
俺は
何か この男が
話している事に
妙な説得力がある事に 気づいた。
嘘臭い気がする話しも 全て 信じてしまいそうなほど 俺は確実に信用し始めていた…。
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