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12月20。 『辞めんの!?』 『うん。。。もお無理↓』 私は北川さんの家に泊まることになった。 北川さんにいきなりメールで,泊まりにおいで!! っと言われたので,私はうんと即答した。 こたつに入りながら,猫と私はジャレあっていた。 北川家には,猫が四匹いる。 猫好きの私には,だいぶ嬉しかった。 『辞めるって仕事やんな!?』 私は,何度も何度も同じ繰り返した。 『うん(>_<)』 北川さんは,涙目になりながら言った。 『何で,もお無理やと思うの???』 私は,落ち着いて北川さんに聞いた。 『まず,森口の喜怒哀楽の激しさ。セクハラ。。仕事の面白なささ。。。が原因です』 北川さんは,ため息まじりに,ゆっくり話した。 『セクハラ!?』 私は,驚いて大声で言った。 猫の一匹が,びっくりしてどっかに行ってしまった。 『うん…詳しいことを言えんけどね。』 落ち込んだ様子で,北川さんは言った。 私は説得したが無理だった。 北川さんは12月20日をもって受付を辞めた。
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