④ 滝

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綺麗な滝をみて、落ち着いた俺達は この調子で 吊橋にいった。 恐怖感がなくなった三人は馬鹿話しながら 吊橋に向かって行ってたのだが 吊橋に近付くたび 照明もなくなり月明かりだけになった。 ~~~吊橋~~~~ うすぐらい吊橋を渡っている途中仲間の一人が 肩を叩いた。 「どうした?」 俺は怖くなって 仲間に聞いた。 仲間の一人「おい、あれ後ろに何かいない?」 仲間が俺達が渡った吊橋の真ん中を指指し、俺は振り返りみると、うすぐらいが かすかに人陰が見えた。 俺「同じ肝試ししてんじゃない?」 俺は怖い事は考えないように答えたが 仲間の一人が冷静に答えた。 仲間「肝試し?一人では来ないんじゃない?」 仲間三人、怖くなり早足で吊橋を渡りきり、別の仲間が言った。 仲間「もしかして…自殺?」 俺達は怖いながらも心配になり 吊橋から少し離れた階段から 見守るようにした。 仲間「うごかないねーじっと、あのままや。そろそろ帰ろうか。」 仲間の一人がそう言い、俺は携帯で時間を見ようとした そのとき仲間の一人が叫んだ。 仲間「ヤバイ!!逃げろ!!」 俺は びっくりして吊橋をみると さっきまでいた人影がなく、階段下にいた。 俺達は 必死ににげ 車につき 車を走らせた。 俺「はぁー助かった。」 ホッとする三人、しばらく車で帰っていると、仲間の一人が言った。 仲間「でも、あれ絶対人じゃなかったよね?吊橋の真ん中から一瞬で階段下にいけないし…」 仲間三人、さっきの出来事を話、それぞれ家に帰った。 次の日… 昨日の仲間の一人が事故にあい、俺は病院に行った。 俺「大丈夫か?」 俺は心配し声をかける。 仲間「大丈夫やったけど…」 俺「?」 仲間「もう肝試しとか、俺辞めるわ…」 その後… 話を詳しく聞くと、あの日の帰り道 車で帰ってると車の後ろから いきなり ドン!と大きな音がした。びっくりしてミラーをみると後ろのガラスに血まみれの顔があり 気がついたら病院にいたそうだ。
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