①~トンネル~

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~トンネル~ トンネルの中は明かりが一つも無く、月明かりしかない場所で 雨が降ってないにもかかわらずトンネルの天井から水が 「ぴちょん、ぴちょん」 と音をたて 気味悪さが出てる場所だった。 エンジンを切り、真っ暗闇で、クラクションを三回ならす。 クラクションの音がしばらく響き、また静かになるにつれ水の音が聞こえだす。 ぴちょん、ぴちょん、ぴちょん…ぴちょん、コツ、ぴちょん、コツ、 水の音ともうひとつ 足音が聞こえてきた… 仲間も気付き、ヤバイ!と思いエンジンをかけようとする。 足音が近づいてくる中で慌ててエンジンをかけたが仲間のバイクのエンジンがかからなかった。 「おい!まじやばいぞ!早くしろ!!」 仲間のバイクもなんとかエンジンが、かかり慌ててトンネルを抜け、 みんなの集まる港についた。
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