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「テストプレーヤーねぇ…。あんまりゲームとかやらないんだけど俺でも出来るのか?」
「大丈夫!今回のはヘッドマウントディスプレイの最新式で自分の意識をゲームの中に転送するから普通に運動する様な感じだよ!」
…うーん、なんかマニアックな話だ。その手に疎い俺は理解が出来ない。
「武人…全く理解して無いだろ?まぁ実際にやってみるた方が早いよな!これから家に寄ってけよ!」
「お、おう。あんまり難しい事言われてもわからん。」
取りあえず涼の家に行ってやってみた方が理解出来そうだ。
涼の家は俺の家と学校の間にある。
今日はおばさんも居ない様で家はとても静かだ。
「始め方は簡単に出来るんだ。パソコンを起動させてソフトを立ち上げてあとはこれ被れば良いから!」
涼はボクシングの時に被るヘッドギアみたいなモノを引っ張り出して来た。
それからケーブルが延びていてパソコンに接続されている。
なんか不安だなぁ…。まぁそれだけ勧める位だから余程面白いんだろうけど。
「ゲームの操作とか俺知らないんだけど…」
「あぁ、心配すんなって!俺も一緒にINするからよ!」
ディスプレイを被る。涼ももう一つ出して被った。
すると不思議な感覚が襲って来て…意識が遠のいた…。
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