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「…ん、なんだ此所?」
遠のいた意識がまた戻って来る。見ると辺りは現代的な建物の町が広がっている。
一見するといつもの美空市にも見える。昼なのに人の気配が全く無くて静まり返ってはいるが。
「ここはなんて言うかな、待合室みたいなもん。ここの建物の入口を開けば色々なジャンルの世界に入れるんだよ。」
後ろからひょっこり顔を出す涼。
涼の服装はさっきまでの学生服では無く、真っ黒なコートを羽織り、手にはマシンガンの様な銃を持っている。
「なんでお前服装違うんだよ。俺さっきと服装変わってねぇんだけど…。」
「あー、これ?この世界で色々なイベントをクリアすれば手に入る様になるよ。まずはギルドに登録しに行こうか。」
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