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俺は顔を洗うべく、部屋を出て洗面所へ向かった。
俺の部屋は2階なので洗面所へは、階段を降りて茶の間を通る事になる。
俺は少しフラつきながら階段を降りてゆき、茶の間のドアを開けた。
茶の間に入ると、母さんが朝飯の準備をしていた。
「…おはよ~…」
俺は元気のない挨拶をした。
「おはよう…って、あんた、すごい眠そうね?」
母さんが、少し呆れ気味に言った。
「…うん…、ちょっと夜遅くまで起きすぎた…」
「…まったく…、ほら、朝ごはん出来るから早く顔洗っておいで」
「…あ~い…」
あくび混じりで返事をし、洗面所へ向かう。
深夜2時半過ぎまで漫画を読んでから寝たので、今日の起床時間(7:30)からして激しく眠い。
今なら立ったまま眠りに落ちそうだ。
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