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無難に開会の言葉、卒業証書授与など滞りなく終わりをつげた。
それぞれの思いを残して・・・・。
ーーーーーー以上卒業式を終わります。
(んぁ、もう終わったんか? ッヤベ!寝てもてた!!まぁ、ええか)
とまた寝る者。
(兄さん・・・、兄さん・・・は、っと・・・・・・!?ッ寝てるわ・・・・・・最後くらい、ちゃんと起きててよ!!)
呆れ顔の者。
(ヨッシャ!! 明日から遊び放題になる。ナンパにカラオケ、ゲーセンも行き放題~~~最っ高!)
感極まっている者。
など想いは様々である。
卒業式が終わり校庭には、卒業生や在校生などが入り交じっていた。
「いやぁ、やっとこさ卒業だ!これからは、ナンパナンパの毎日だぜ!」
「いつもとかわんなくない?」
「千人切りか?千人切りいくのか?」
「いや、・・・・・・・・・二千だ」
おおおおお!!!!
と、クラスの男子の馬鹿話の中心で話しているのは当然のこと健三である。
「ま、話はかわるけど。中学生最後の日。そんな特別な日に、肝試し大会を開催したいと思います!」
イェェイ!!
この場のノリはもう、止められない。
「と、いうことで。今夜九時正門集合!以上、解散!」
言い終えると、佐藤は誰かを探しているのか辺りを見回したが見つからなかったらしくそのまま帰路へとついた。
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