始まりのとき

4/9
前へ
/16ページ
次へ
将哉はサッカー部に入ると決めていた。 ちょうどその噂の女の子がいるクラスにサッカー部入るって 子がいたので,いってみることにした。 『お前サッカー部入るんだよな~??』 将哉はちょっと馴れ馴れしく話した。 『うん!!』 そのサッカー部に入るという子が言った。 『俺将哉。名前は?』 『俺は拓也。よろしく!!』 軽くあいさつをして将哉は目的の女の子を探した。 探していたらそれらしきかわいい子がいた。 (あれかな~) と将哉は思って少し見ていた。 向こうは気配に気づいたのか将哉の方に振り向いた。 (!!!!!!) 将哉は一瞬にして凍りついたように動かなかった。 (えっ!?なにこれ………えっ?) 将哉は何かにとりつかれたように感じた。 『将哉君だよね~??』 噂の女の子が話しかけてきた。 将哉は唖然とした。 『なんで俺知ってるの!?』 『プリみたの―』 『うん…』 (なに話したらいいんだ…) 『私田中麻衣っていうの。よろしくね!!』 『拓から聞いたよ~!』
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加