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しばらく斬りつけていると、クックが突然けたたましく鳴いて、バタバタと暴れ出した。
('A`)「ブーン! 下がれ!」
( ^ω^)「お!」
言われた通り下がると、先ほどまで僕がいた場所をクックの尻尾が通った。いや危なかった。
( ^ω^)「ふっ……それは残像だ」
('A`)「自重しろピザ」
( ^ω^)「サーセンwww」
まぁ正直なところ、ドクオに言われなきゃまた喰らってただろう。
( ^ω^)「攻撃の速度上がってないかお?」
('A`)「あぁ、今のクックはキレてる状態だからな」
( ^ω^)「おー……怖いお」
キレたことでクックの攻撃速度は上がったが、だからと言って対処しきれないわけじゃない。
攻撃方法は全く変わってないから、落ち着いて見切ればいいだけだ。
( ^ω^)(落ち着いて落ち着いて落ち着いて……)
クックが一足飛びで僕との距離を一気に詰めてきた!
(;^ω^)(おお落ちちいつ着ついいゐててゐお……)
クックが己の巨大なクチバシを振り上げ、僕めがけて振り下ろしてキギャアァアアァァア!
(;^ω^)「怖い時こそ前へー!!」
やけくそ気味に前へ転がると、クックの脚の甲殻が背中に当たって痛かったが、クチバシを回避することは出来た。
( ^ω^)「まさに⑨死に一生だお」
('A`)「字が違うわバカチンwww」
( ^ω^)「サーセンwwwwww」
遠くからドクオがツッコミを入れてきた。
( ´_ゝ`)「流石」
(^ω^ )「んぉ?」
壁∥彡 サッ
今……何かが、いた気がしたんだけど。
そんなことより、依然として僕が危険なことに変わりはないんだった。
( ^ω^)「もう一回転……」
もう一度転がってクックの股下をくぐり抜けようとした時、突然の横からの衝撃が僕を襲った。
(;#)ω^)「え、え? なに今の?」
見るとクックは飽きもせず尻尾による攻撃をしていた。
(;#)ω^)「え? 当たってないはずだお?」
('A`)「システムという名の判定だ」
(;#)ω^)「判定ならば仕方ない」
いつの間にか近くにいたドクオがそう言った。
('A`)「そろそろトドメだ」
( ^ω^)「早くね?」
('A`)「作者の限かエフンエフン……ブーンが前半頑張ってくれたからな」
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