( ＾ω＾) in 某有名狩猟ゲーム

激闘？大怪鳥いゃん//クック

　
　ドクオはゆっくりとクックに近付き、太刀を構えた。

('A`)「エターナルフォース(ry」

　何かを呟いた後、太刀を大きく振りかぶり、クックの頭を袈裟斬りにした。
　今の一撃が致命傷になったのか、クックはその場に倒れ込み、小さく一鳴きした後、動かなくなった。

(　＾ω＾)「クエスト」

('A`)「Clear」

(　＾ω＾)「ネイティブ自重ｗｗｗｗスペル違うんじゃね？ｗｗｗｗｗ」

('A`)「な、なんd(ry！？」

　物言わぬクックから剥ぎ取りを済ませ、ふと思った疑問を口にしてみた。

(　＾ω＾)「ドクオ」

('A`)「翼膜ｋｔｋｒ！　はい何でしょう」

(　＾ω＾)「ドクオ、あんまり攻撃してないおね？」

('A`)「バレちゃった☆」

(#　＾ω＾)┣ﾞ┣ﾞ┣ﾞ┣ﾞ┣ﾞ┣ﾞ┣ﾞ┣ﾞ┣ﾞ┣ﾞ

('A`;)「ちょｗｗｗ正直すまんかった！　だから、だからマッス〇ルスパークだけは！！」

　豊かな樹々と、澄んだ青色の海を有するとある狩猟場で
　誰かの悲鳴が広く木霊した……。

( ∵)場所は変わって集会所

('A`)「骨が……軋む……」

(　＾ω＾)「次はキン肉〇バスターがお望みかお？」

('A`)「サーセンっしたｗｗｗｗ」

(　＾ω＾)「とりあえず、くたびれたから休憩するお」

　近くにあった椅子を引き寄せ、どっこいせと腰を下ろす。

('A`)「とりあえず生中で」

(　＾ω＾)「店じゃねーよｗｗｗｗｗ」

('A`)「これはうっかり☆」

(　＾ω＾)（うぜEEEEEEEEEEEE！！）

　ドクオがこんなキャラだとは予想だにしなかった。
　すごく……ウザったいです。

('A`)（ビール飲みてぇ……）

('A`)「あ、そういえば……なぁブーン」

(　＾ω＾)「また下らないこと言ったらサマーソルトするお？」

(;'A`)「まぁもちつけよ。さっきさ、密林でこんなの拾ったんだ」

　そう言ってドクオがテーブルの上に置いた物は、青色の布切れみたいな物だった。
　何これ？　結んであるってことはリボンかな……。

(　＾ω＾)「……で？」

('A`)「いや、特に何も……」

(#　＾ω＾)「伏線じゃねーのかお！」

('A`;)「なんだよ伏線って！　ちょ……待っ……！」

　大勢のハンターで賑わうどこかの村の集会所で
　子どもが泣くんじゃないかというような悲鳴が響いた……。