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( ^ω^)「さてとドクオさんや」
('A`)「なんだね? ブーンさん」
今、僕らの目の前には一匹のモンスターがいる。
そのモンスターは、全身がほとんどピンク色で、翼を広げて、僕らを見つけた途端……
(;^ω^)「何か吐き出しながら向かってきてるアレが、例の……」
(;'A`)「正解でーす」
狂ったようにこちらへ向かって走り出してきた。
(;'A`)「避けろぉぉぉぉ!」
(;^ω^)「そぉぉぉい!」
ハリウッドよろしく、間一髪でイャンクックの突進をジャンプで回避した。
素早く起き上がったドクオが叫ぶ。
('A`)「チャンスだ! 顔を狙え!」
( ^ω^)「把握したお!」
武器屋のおっちゃんに加工してもらったフロストエッジで、標的の顔を狙……
(^ω^ )σ「ここってさ、頭じゃね?」
ふと湧いた疑問に、攻撃の手を止める。
('A`)「ちょwwwwどうでもいいわwwww」
('A`;)「ブーン!? 後ろ、後ろー!」
それなんて志村wwwww
とか思いつつ、ドクオが指差す方向を見ると
( ^ω^)「お?」
(#)´゚ω゚)「あぶへぁ!!」
クックの尻尾が眼前に迫っていて、当然避けられるはずもなく、咄嗟に出した盾とともに吹っ飛ばされた。
('A`)「よそ見厳禁だぞ。あんな見た目でも一応飛竜だ」
( ^ω^)「把握……した。イッテェ」
口の中に鉄っぽい味が広がる。切れたかな……。
唾を吐き捨て、剣を構え直す。
('A`)「あ、そうだ……」
ドクオが何か思い付いたかのように呟いた。一体どうしたんだろうか。
('A`)「俺の武器は太刀の、鉄刀【神楽】だぜ」
( ^ω^)「気が触れたのかお?」
('A`)「うっせwwwwwww」
誰に向かって放った言葉なのかね……。
そんな些細な疑問は消し去り、目の前の敵に集中し直す。
('A`)「些細な……」
( ^ω^)「ぜあぁ!(CV.リンク)」
なんかヘコんでいるドクオをスルーし、クックの頭を狙ってひたすら斬りつける。
( ^ω^)(持ってると寒いお……フロストエッジ)
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