1章

7/45
前へ
/224ページ
次へ
「ば~か。男に裸を見られるのは恥ずいわよ。冗談に決まってるでしょ!」   啓太はまんまと我が儘お嬢様加代にやられた。   「……やはり、それでしたか」   「本気にしたの?なおさら、馬鹿だ」   (うっ……そこまで馬鹿と連呼しなくても……)   肩の力を抜き、顔に笑顔を無理矢理作った。   とんでもない場所に就職したかもと後悔し始めた。
/224ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2626人が本棚に入れています
本棚に追加