幸せ

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それから40年が過ぎ、タクわ孫たちに恵まれていた。 ある夕方に庭で新聞を読んでいたタクの元に、三歳になる孫が何かを持ってきて"おじぃー、字教えて。"と行ってきたのだ。 "どれどれ。"と言い、タクの目に入ったのわまさにショウコの折り紙だった。
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