人形の心は人の形に

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「恵美、おはよ。今日学校終わったら遊びにいかね?」 朝、学校に着くと親友の永瀬莢(ながせさや)が声をかけてきた。 「おはよー。ごめんね、莢。今日は家を大掃除するらしいからさ、隠すものは隠さないといけないんだ。だから今日はパス」 「キャハハ!確かに私も見られたら困るもの持ってるから気持ちがわかるよ。わかった、また今度どっかにいこーよ」 「オーケーオーケー。また今度ね」 こんな何時もの会話。 気兼ねなく話せる相手。 さて、とりあえず危ない物を隠す場所を考えなければ
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